マイクの横で話す小林弘幸
研究者 / 259G8836

小林 弘幸

インストラクショナルデザインとテクノロジ・防災教育研究者

熊本大学大学院 社会文化科学教育部

「知る」を、しなやかな行動へ。
経歴概要

実務経験から研究課題へ

社会科学と教育工学の視点から、防災・安全教育を研究しています。熊本大学大学院では、教育工学、デザイン研究、学習設計、インストラクショナルデザイン、学習管理システム(LMS)、生成AIを用いたプロトタイピングに取り組み、国際保健支援、危機対応、通信・情報、人材育成の実務で得た問いを研究へ接続しています。

現在の研究関心は、心理・認知・行動、災害情報、教育システムを結び、知識を状況に応じた意思決定としなやかな行動へつなぐことにあります。AI、ローカライゼーション、データアノテーションも、多言語・異文化環境に適した学習システムを設計する観点として捉えています。

研究関心

学際的な焦点

研究理念

技術は手段であり、成果ではない

防災・安全教育では、安全が脅かされる状況で、人がリスクと災害情報をどう解釈するかを捉える必要があります。

AI、XR、災害シミュレーション、モバイル型ジョブエイドは、研究と設計に活用できる手段です。教育実践への適合、アクセシビリティ、情報倫理、セキュリティ、評価可能性を重視します。

01 / 主な実務経験

現場の制約を教育設計へ

日本、中国、インドでの実務を通じ、通信制約、言語・文化の違い、時間的切迫、情報の不確実性が意思決定に及ぼす影響を経験してきました。現在は、その経験を防災・安全教育、教育工学、AIを活用する学習システムの設計課題として捉え直しています。

教育工学・学習システム設計

熊本大学(日本)・華南師範大学(中国)・インド工科大学マドラス校(インド)で、LMS・Moodle、生成AI支援プロトタイピングを研究し、AI品質評価、ローカライゼーション、データアノテーションの実務を多言語学習システムの設計へ接続しています。

国際保健支援・危機対応

日本、中国、インドの現場で、医療・保健事故への緊急対応、リスクファイナンス、組織の備えを支援しました。

組織学習・通信

大規模業務と人材育成を通じ、情報学に基づく研修、手順、情報伝達のインフラを設計・開発・運用・評価しました。

02 / 教育歴・資格

研究を支える学修

教授システム学・教育工学

大学院で、教育工学、デザイン研究、教授設計、学習設計、LMS・Moodle、評価を、防災・安全教育システムの研究へ接続しています。

中国語教育・国際文化学

中国語教育と国際文化学に関する学修を、多言語・異文化の学習環境とリスクコミュニケーションの検討に生かしています。

経営情報学・学習設計資格

経営情報学の学修を通じ、情報システムの基礎を培いました。これとは別に、ラーニングデザイナーとeラーニングエキスパートの資格を、教材、ファシリテーション、評価の一体的な設計へ生かしています。

03 / 現在の研究関心

防災・安全教育の問い

自然・人的災害の頻発・甚大化・多様化、社会の不安定さ、急速な技術変化を背景に、防災・安全教育を知識の伝達で終わらせず、意思決定と行動へつなぐ方法を検討します。

中心となる問いは、教育システムの理論と方法論をどう構築するか、明確に定義した教育目的のためにAI・XRをどう活用するか、心理・認知・行動をどう捉え、学習と行動をどう評価して地域や組織へ持続的に浸透させるかです。さらに、AI品質評価、ローカライゼーション、データアノテーション、LMS・Moodleによる試作を多言語の災害情報学習へどう組み込み、正確性、文化的適合性、安全性、アクセシビリティをどう検証するかを問います。

  • 防災教育
  • 安全教育
  • レジリエンス
  • リスクマネジメント
  • 災害情報
  • 意思決定
  • 災害心理
  • 心理・認知・行動
  • 疑似体験
  • 避難訓練
  • 情報リテラシー・情報倫理
  • セキュリティ・情報モラル
  • AI・XR
  • 生成AIによる学習支援
  • AI品質評価
  • ローカライゼーション
  • データアノテーション
  • LMS・Moodle
  • 教育システム評価
04 / 学術コミュニティ

国内外の研究ネットワーク

教育工学、学習テクノロジー、教育システムの学術コミュニティに、研究者として参加しています。

作業中の小林弘幸
研究の方向

言語・文化・文脈を越えて

文脈を設計要件として捉え、教育工学を災害情報、人の意思決定、多言語コミュニケーション、地域で持続可能な実践へつなぎます。

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